女性起業「貴女にお願いしたい」と選ばれるクロージング技術♪

「お客さんに自分の商品を勧めてもなかなか決まらなくて・・・どうすれば買ってもらえるようになりますか?」そんな質問をよく受けます。そこでこのコラムでは、「貴女にお願いしたい♪」と選ばれるクロージング技術について公開します。

目次

貴女の「成約率」は何パーセントですか?

成約率30%以下の失敗要因は何だったのか?

本当に選ばれた【クロージング事例】

まとめ『女性起業の成約率を上げる方法』

 貴女の「成約率」は何パーセントですか?

□商品を勧めてもなかなか買ってもらえない

□そもそも商品をどう勧めていいかがわからない

□だいたい「ちょっと考えてみますね…」とやんわり逃げられてしまう

□自分の商品のセールスポイントがわからない

□クロージングってどうやってかけていいかがわからない

などなど、こんな風に悩んだりしたことはないですか?

 

では、先ず「クロージング」の意味について解説していきましょう。

 

ネットで「クロージング」と検索すると

クロージング」という言葉は、英語の「Close」が元になっています。

 直訳では、「閉める」、「締めくくる」、「契約が成立する」という意味です。

とこのように出てきます。

この言葉通り、契約が成立することを

クロージングといいます。

 

私たち女性のひとり起業の場合

売上を上げようと思えば

このクロージング率=成約率をアップさせることが必要不可欠なのです。

 

ところが、好きなことで起業したけど

このクロージングには抵抗がある

なんとなく、罪悪感を感じる

という人も少なくないのではないでしょうか?

 

私のコンサル生からも同じ悩みを打ち明けられます。

では、どうすればクロージングの技術を身に付け

成約率を上げていけるのでしょうか?

 

成約率30%以下の失敗要因は何だったのか?

実は私も恵比寿でスクールを運営していたころ

最初の成約率は30%以下でした。

 

その頃は

なぜ決まらないんだろう?

体験セミナーも毎回満席だし

セミナー中も盛り上がって楽しい時間も提供できているのに

肝心なバックエンドの本コースが買ってもらえない…。

 

どうしたら本コースの買い上げにつながるんだろう???

と悶々と悩んでいた時期がありました。

 

その頃のやり方は

体験セミナーを開催する

セミナーのラストに本コースの内容と価格を発表する

セミナー終了後に興味のある人だけ残ってもらって

質疑応答の時間を設けて

クロージングをかける

 

というものでした。

 

すると、結果はだいたい2通り

  • セミナー終了後に席を立って帰ってしまう
  • 質疑応答後に「考えます」と言って帰る

この2パターンでした。

 

そこで、どうしたら決まるか?

試行錯誤を繰り返し

セミナー終了後にあの手この手の実験を繰り返しました。

 

そして、分かったのです。

体験セミナーでクロージングをかけても決まらない原因が!

 

それは「信頼関係」ができていないということ。

 

もう少し詳しくお伝えすると

体験セミナーで

「おもしろいな~」

「興味あるな~」

「やってみたいな~」

という心の声が聞こえても

次に

「でも、私に本当にあうのだろうか?」

「だって、この人私のこと知らないし」

「まんまと口車に乗ったら損するかも…」

というような

信頼関係ができていないことによる「警戒」

 

コレが決まらない原因だと。

 

そこで、複数人に参加してもらう

体験セミナーの後

個別コーチングを

1時間プレゼントすることにしたのです。

 

そこで、

1)ご本人がどうなりたいと思っているのか?

2)その目標に対して出来ていること、不足していること

などの「お望み」と「お悩み」を聞き取り

そのお悩みが解決できる方法として本コースを提案するようにしました。

 

すると、30%にも満たなかった成約率が80%以上に

みるみる上がっていったのです。

 

個別コーチングをするたびに成約に繋がる♪

それはそれは誇らしい気持ちでいっぱいになりました!

 

そして、急がば回れだ!

 

別日に個別コーチングをプレゼントするのは

手間だと思いましたが、個別でお悩みを聞いて

それを共有することで

信頼関係が築かれて

「あ~この人は私をわかってくれてるから安心」

と選んでもらえるようになるのだな~と実感しました。

 

本当に選ばれた【クロージング事例】

ほかにも、ちょっと本当に選ばれた事例を挙げておきましょう!

私の会社は人材育成を要に「スクール事業」と「研修事業」の2つの事業を

展開しています。

 

ここでは、個人ではなく企業に選ばれた事例もお伝えしておきます。

 

全国に施設を持つある企業さんからの研修コンペ

(コンペとは、複数の研修請負企業に競わせること)

の依頼が来た時のことです。

 

3社の研修提案の中からニーズに合った企業へ研修を依頼するとのこと。

そのうちの一社が私の会社で、ほかの2社は研修業界にいたら

誰でも知っているような大手企業でした。

 

「これ、負け戦だよな~」

と心の中でつぶやくほど、名もない私の会社に勝ち目はない

と戦う前に私の心はあきらめムードが漂っていたわけです。

 

しかし、そこで大どんでん返しを起こさなくちゃつまらない!

と奮起して、大手がやらないことをしました。

 

それは、担当者に事前に2つの質問をし、回答をもらったのです。

  • 現状、人材育成で一番悩んでいることは何か?
  • 研修をすることでどうなってほしいのか?

 

個人と同じ「お望み」と「お悩み」を先にヒヤリングしたのです。

 

それはなぜか?

大手は素晴らしい研修カリキュラムがあるので

それを自信満々にプレゼンするのが通例です。

 

それと同じ戦い方では勝ち目はない。

 

コンペの当日

社長、重役が5名ほど私の前にズラッと並び、

ピリピリと緊張感漂う中、

「では、プレゼンをどうぞ」と担当者に告げられた私は…。

 

開口一番

「先ず、事前にご担当者様を通じて

現在の人材育成に対する一番のお悩みが○○

そして、研修をすることでどうなってほしいか?は○○

とお聞きしましたが、お間違えないでしょうか?」

と確認から入りました。

 

すると、社長以下、重役が「あ、は、はい」

のような不意を突かれてドギマギする中

 

「そのお悩みを解消し、お望みをかなえるカリキュラムを

独自に考案してまいりました」

 

という口火を切ってプレゼンしたところ

(実は、テーブルの下で足はガクガクしてましたけど、笑)

私の会社に研修依頼をいただくことができました。

 

そして、その後も長い間

人材育成をお任せいただくことになったのです。

 

何が言いたいかと言うと

個人であろうが、企業であろうが

「お悩み」と「お望み」を共有して

その解決策として提案することが

成約率を上げるポイントなのだということです!

 

まとめ『個人起業の成約率を上げる方法』

では、まとめていきましょう!

 

個人起業の成約率を上げる方法は

1,体験セミナーを開催する

2,個別コーチング又は個別相談を無料プレゼントする

3,当日お申込み価格又は特典を用意する

 

以上の3STEPです!

 

ではそれぞれをもう少し詳しく補足しましょう。

 

1,体験セミナーは複数人でワイワイ楽しくするのが良いでしょう。

セミナーの内容は、貴女のバックエンドである本コースを受講したら

どんないいことがあるのか(ベネフィット)を伝える時間とするのです。

 

2,個別コーチングや個別相談は

セミナー終了時に

「本日参加していただいた方限定で

サプライズプレゼントをご用意しました!

通常は1時間○万円の個別コーチングを

ご希望の方には無料でプレゼントします」

というような具合です。

 

すると、参加者全員「え~是非やってもらいた~い」

とほぼ100%希望してくれます。

 

日時は、予めあなたが都合の良い日時を設定しておいて、

お客様にその場で選んでもらうようにする。

 

そして、当日は「お悩み」と「お望み」をヒヤリングして

共有し、そのお悩みを解決する方法として

または

お望みを叶える方法として

貴女の本コースを提案しましょう!

 

3,当日お申込み価格又は特典を用意する

コレが決め手です!

 

成約率をアップする要は

当日お申込み価格を用意するか

当日お申込み特典を用意して

今日中に決めるとお得♪

という仕掛けを用意しましょう。

 

例えば、私のスクールでは

入会金2万円を当日お申し込みの方には無料にしていました。

 

また、当日お申し込みの方には動画をプレゼントなども

喜ばれるかもしれませんね!

 

何しろ、個別コーチングや個別相談など

ひと手間加えることで

お客さんとの信頼関係ができて

「貴女にお願いしたい♪」と選ばれるようになるのです。

 

実験だと思って試してみてはどうですか?

案外、あっさり決まってしまうことに驚くかも知らませんよ^^

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