コーチ、コンサル、講師、先生業からの良く受ける質問の中に、

体験講座などのフロントの興味付けセミナーの時

「どこまでコンテンツを出せばいいですか?」

という疑問です。

「出しすぎると損する気がする(;_;)/~~~」その心理もよくわかります。

そこでこのコラムでは、『コンテンツってどこまで出せばいいの?』

という疑問にお応えします。

 目次

  • コンテンツは基本「〇〇出し」!?
  • No1」ではなくあなただけの「Only1」の世界を魅せる♪
  • 「わかる」と「できる」は違う!
  • まとめ:出し惜しみしない人から買いたい♪顧客の心理を掴め!

 

コンテンツは基本「〇〇出し」!?

 こんな疑問を持ったことはありませんか?

 

□フロント(興味付け)のセミナーをしたいけど、コンテンツをどこまで出せばいいのかわからない…。

 □コンテンツを出しすぎると、満足して販売したいサービスを買ってくれない気がする

 □かといって、出さなさ過ぎても「欲しくならない」だろうし…。

 □それに、質疑応答でも色々聞かれて、どこまで答えていいか困る

 □セミナー中も質問が多いとペースが乱れそう…(;_;)/~~~

 

などなど、このような疑問って多々ありますよね!

 

では、コンテンツは基本「○○出し」の答えは?

 

ズバリ、コンテンツは「全出し」です!(#^.^#)

 

え~~って思いましたか?

 

理由は単純です。

だってあなたがお客さんだったら

出し惜しみする先生と

気持ちよくなんでも教えてくれる先生

のどちらから「買いたい♪」って思いますか?

 

もちろん、気持ちよくなんでも教えてくれる

先生ではないですか?

 

でも、そうはいっても、

「何でもかんでも教えてしまったら、学ぶことがなくなって

満足して買ってくれないんじゃないですか?」

そのような疑問もよく言われますし

その気持ちも、よ~くわかります。

 

ですから、このあと詳しい理由や

「全出し」の出し方もちゃんとお伝えしますね!^^

 

No1」ではなくあなただけの「Only1」の世界を魅せる♪

私も起業歴29年という長い経験の中で

自分のスクールの本講座を販売するために

興味付けのフロントのセミナーを

それはそれは多数(数百位)作って開催してきました。

 

もちろん無料で開催したり

3000円くらいの少額で開催したりしていたので

最初のうちは

出し惜しみしていた時期もあったし

出しすぎたら買ってくれない

という不安で盛り上がらないセミナーを

打っていたこともありました( ゚Д゚)

 

色々質問されても

「それは本講座の中で教えていることなので

ここでは答えられないのだけど・・・」などと

もったいぶったりして

場の空気を白けさせたり

自分の心の中も

凍り付いたように気持ちの悪い経験もしてきました。

 

そんなだから、体験講座からの本講座の成約率にも全然繋がらず、

体験講座どまりで売上も上がらない

泣きたいくらい苦しかったのを思い出します。

 

ところが、ある時ふと

こんな風に出し惜しみしていると

私もお客さんも全然楽しくないな…。

 

それにそもそも

私が提供しているコンテンツは

私のオンリーワンであって

たとえ同じカリキュラムを与えても

私と同じクオリティでできる人は他に誰もいない…。

そう気づいて

 

だったら思い切ってオンリーワンの独自の世界を

思う存分提供したらどうか?

と思い始めました。

 

なんとなく、他のスクールや

同業の講師の人たちの中で

無意識に競っていたり比べていたから

正解をさがしたり

比べてナンバーワンになろうとしていたけど

私のやっていることは

【私がやるという、他人とは違う、私ならではの表現】

にオンリーワンに価値がある

ということに気づいたのです。

 

そして、それからは

カリキュラムを見直して

質疑応答でも

お客さんが欲しいであろう情報を

「全出し」するようにしました。

 

すると、

「倉先生って全然出し惜しみしないんですね~」

って参加者から喜ばれるようになって

私もお客さんもセミナーを心から楽しめるようになりました。

 

そしてそれをきっかけに

体験講座から本講座の成約率も

どんどん上がっていったのです。

 

でも、出し惜しみしないだけで、売れる?

それってなぜ?とおもいませんか?

 

「わかる」と「できる」は違う!

実は、「わかる」と「できる」は根本的に違うからです。

 

うちの会社は人材育成を事業の要に

「企業研修」と「スクール業」の

2本柱で事業展開しているのですが

人材育成の原理原則として

「わかる」と「できる」

もっと言えば「教える」は段階が全然違うのです。

 

だから人は

「わかれば、わかるほど、【できる】ようになりたい!」

という成長心理が働くのです。

 

そして、なんでも惜しみなく与えてくれる人を見て

この人ならお金を出して教わっても

ちゃんと学べて損はしない、と確信するのです。

 

まとめ:出し惜しみしない人から買いたい♪顧客の心理を掴め!

 

では、まとめていきましょう!

 

じゃ、「全出し」とは何を全出しすればいいのでしょうか?

 

!!!それは【ベネフィット!】!!!

 

いわゆる

学ぶことでお客さんが得られる価値

を全出しするのです。

 

いいとこどり

という言葉がありますが

【いいとこ出し】をするのです!

 

お客さんが欲しい情報とは

そのサービスやコンテンツのクオリティではなく

【どんな自分になれるのか?】

この一点のみです。

 

ですから、こんなことが学べて

その結果こんな風になれますよ。

 

という事例を5つくらいにまとめて

 

*学んだ結果のあなたの自己成長

あるいは

*あなたの抱えている問題が解決する

*あなたが望む願望が叶う

その点にフォーカスするのです。

 

例えば私のコンテンツであるコンサルティングでいえば

 

  • ポジショニングを確立することで「選ばれる人になる」
  • 集客4つのステップを学ぶことで「自動集客ができる」
  • セールス3STEPを習得することで「成約率80%以上を目指せる」
  • サービスを年間コースにすることで「60万~120万の安定売上が作れる」
  • 売上シミュレーションをすることで「月3から10日の労働で目標売上を達成できることがわかる」

 

と、こんな感じでお客さんが得られる価値を提示していくのです。

 

すると、お客さんは自然と自分の近い未来をイメージして

「わかる」だけでなく「できる」ようになりたいと

顧客の心理として「買いたい欲求」が高まるのです。

 

もうこうなれば、顧客の心理を掴んだようなもの。

 

だからこそ、コンテンツの出し惜しみは絶対ダメなのです(^_^)

 

むしろ、この顧客の心理を知っていれば

あなたも安心してあなたのコンテンツを開放できると思います♪

 

実験だと思って試してみてくださいね!(*^-^*)

 

PS

私は遊ぶように起業する♪をコンセプトに据え

10日ぎゅっ♡と好きな仕事して

10日学んで

10日自由に遊ぶ

という女性起業スタイルを確立しています。

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